【若さは最強の武器】知識や経験、年齢を重ねることで失う力

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はじめに

こんにちは!しょーです!

今回のテーマは”若さは最強の武器”です。

若さは最強の武器”と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?

体力?無鉄砲さ?

確かにそういう面もあるでしょう。

しかし今回取り上げるのは、そのどちらでもありません。

「知識や経験、年齢を重ねることで失うもの」が他にあるのです。

それは、一言で言ってしまえば可能性であり、爆発力であり、世界を変える力です。

そして、この可能性爆発力世界を変える力こそが若者にとっての”武器”なのです。

なぜ若さがこういった”武器”になるのか。

今回はこのことを解説し、「若者が一歩を踏み出す勇気」と「若者に任せられる社会」への道筋を示していきます!

学生を始めとした若い方にはもちろんのこと、すべての世代の方に前向きな示唆を与えられる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!

知識や経験、年齢を重ねることで失うもの

「知識や経験、年齢を重ねることで失うもの」という一見すると”なぞなぞ”のようなテーマですが、これはあなたや社会にとって本当に重要なものです。

ここから述べていくのは”知りすぎ”の問題です。

「知る」ということは「既存の知識で説明できるようになる」ということです。

ここで”クワガタ”を例に考えていきましょう。

あの黒光りしたボディ、シャープでスタイリッシュな角(アゴ)、パワフルな動き…

言わずと知れた子どもたちに大人気の昆虫です。

もしもあなたの前にクワガタが現れたら、あなたは

「クワガタだ!」

と思うでしょう。

しかし、クワガタを知らない人がクワガタを目にしたら、

なんだあのイケてる角の生えた黒光りしているかっこいい虫は!?

と思ってしまうはずです(笑)

このことが意味するのは「知ることは疑問をもたなくなることだ」ということです。

知識が増えると、ほとんどすべてのことを今ある知識で説明できるようになります。

そして、「説明できる」ということは「知識の枠組みから出られなくなる」ということであり、「知識の枠組みから出られなくなる」ということは、「斬新な発想が出なくなる」ということです。

このことは「幼い子どもたちの純粋な疑問は意外に鋭いことが多い」ということをイメージするとわかりやすいかと思います。

知識や経験、年齢を重ねることで得られるものも確かに多くあります。

しかし、それは同時に”武器”を失っていくことを意味しているのです。

若さという武器を生かすために‐個人レベル‐

ここからは、「次第に失われていく若さという最強の”武器”を生かす」ことについて考えていきます。

これには2つの視点が必要です。

1つ目の視点は、個人レベルの視点です。

今日が人生で一番若い日」などとはよく言います。

よって、若さという”武器”を生かすためには、”今日”が最も大切な日です。

今からでも、今日からでも、明日からでも、とにかくなるべく早く行動することです

行動することでしか、チャレンジすることでしか手に入らないものはたくさんあります。

1年後のあなたよりも、今のあなたの方がより大きな可能性爆発力世界を変える力という”武器”をもっています。

「まだまだ自分には早い」と考え、行動しないのはは機会の損失です。

今のあなたにしかできないことは確かにあります。

とにかく、行動することです。

若さという武器を生かすために‐集団レベル‐

次に、集団レベルの視点です。

集団といっても、家庭や会社、地域や社会全体など規模は様々です。

そしてこれから述べることは、これらすべてに当てはまります。

武器”を生かすために、集団レベルで必要なこととは、「若者に任せられる集団作り」を意識することです。

年功序列の文化をもつ集団はまだまだ多くあります。

しかし、”武器”を生かすという視点で考えると、集団の本来あるべき姿は1つです。

それは「チャレンジする若者をベテラン層がサポートできる集団」です。

トーマス・エジソンの創業・初特許取得は21歳でしたし、アインシュタインが特殊相対性理論を論文で初めて示したのが26歳、”経営の神様”松下幸之助が松下電器産業を創業したのが24歳、スティーブ・ジョブズがAppleを創業したのが21歳です。

意外に若いことに驚かれたのではないでしょうか。

わたしたちがイメージする以上に”革新”とは若者によって行われてきたのです。

”岩倉使節団”の出発時の年齢を見ると、岩倉具視(47)、木戸孝允(39)、大久保利通(42)、伊藤博文(31)に始まり、下は19歳、その他は20代~30代前半が中心でした。

現在の政治家のような高齢世代ではなく、比較的若い世代に日本の未来を託したことがわかります。

とにかく、社会として、文化として、若者に任せられるシステム作りが必要なのです。

そのためには、大きなマインドチェンジが国家レベルで必要となるでしょう。

社会(集団)の最小単位は「あなたとわたし」です。

国や地域といったより大きな社会を変えたいのであれば、「あなたとわたし」がマインドチェンジを行い、行動に移すことが不可欠なのです。

「今、この瞬間」に行動しましょう。

まとめ

今回は、「若さという最強の”武器”を生かす」という内容についてまとめてきました。

今回の記事を通して、みなさんに”若さの本当の価値”が伝わっていれば嬉しいです。

しかし、なんとなく「若者に任せる」ということに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。

そういう方は、「若者に任せる」ではなく「若者の挑戦をサポート(応援)する」というマインドを意識してみてはいかがでしょうか。

多くの知識をもち、経験を重ねてきたあなただからこそできるアドバイスやサポートがきっとあるはずです。

それでは!ありがとうございました!

【参考文献】

「シンニホン」安宅和人 2020

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