最高のパフォーマンスシリーズとは
こんにちは!しょーです!
今日の記事は、
”最高のパフォーマンスシリーズ”第7弾として、生産性やチームワークを高める「幸福な組織の作り方」というテーマでまとめていきます!
”最高のパフォーマンスシリーズ”とは、僕が小学校教員とブログ毎日更新の両立を実現するために行っている様々な工夫について、シリーズとしてご紹介していくというものです。
1つ1つの工夫は小さなものかもしれませんが、それらを1つずつ着実にものにしていくことで、あなたのもつ”本当の力”を引き出してみせます!
このシリーズは小学校教員やブロガーに限らず、
- 学業に効率的に取り組みたい方
- 仕事の生産性や仕事を通して生み出す価値を高めたい方
- 成長を目指すすべての方
- 夢を実現したい方
にとって有益な情報をお届けしていきます!
はじめに

皆さんの所属している組織では、1日をどのようにスタートし、どのように終えていますか。
どちらかといえば、「1日の始め方」を工夫している組織の方が多いのではないでしょうか。
「1日の終わり」はバタバタと過ぎ去ってしまいがちです。
朝礼を通して、1日を前向きに、明確な目的を共有してスタートすることは確かに大切です。
しかし今回は、「1日の終え方」にフォーカスし、どのように1日を終えるべきかということについて解説していきます。
「一日の終え方」を意識するだけで組織(家庭や職場)の”幸福”を実現することができるのです!
今回の記事を読むと、
- どんな組織(会社・学校・家庭)にも共通する幸福への近道がわかる
- 所属している組織の雰囲気がよくなり、あなた自身の幸福度も高まる
この記事を読まなければ、
- どんなに成果を上げている組織であっても幸福感にはつなげられない
- 雰囲気の良くない組織から精神的なダメージを受け続けることになる
変えるのは、組織ではなく「1日の終え方」だけ!
そんな手軽な方法ですので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
「1日の終え方」のヒントは「計るだけダイエット」にある?

「1日の終え方」の大切さと、どのように1日を終えればよいのかということをご紹介していく前に、「計るだけダイエット」について考えていきたいと思います。
皆さんは、「計るだけダイエット」をご存じですか?これは、その名の通り「体重を定期的に計ることだけを行うダイエット」というものです。
体重を計るだけでダイエット効果が得られる。これはどのようなメカニズムなのでしょうか。
まずはこちらを解説していきます。
① 体重を計る
② 意識的・無意識的に行動を調整する
③ ①②のサイクルを回す
④ 体重が減る
簡単にまとめると、「計るだけダイエット」はこのようなメカニズムとなっています。
そして、「計るだけダイエット」のメカニズムを分析することを通して明らかになったのは、「測定したものには、意識的・無意識的により良い方向へ調整しようという力が働く」ということです。
ダイエットの場面で言えば、「これを食べたらちょっと食べすぎかもな」「今日は階段を使ってみようかな」という気持ちが自然と生まれるというイメージでしょうか。
このメカニズムは、何もダイエットに限ったものではなく、他のことにも当てはめることができます。
それでは、いよいよ「1日の終え方」について考えていきましょう。
1日の終わりには「印象の振り返り」が良い

これまでは、「計るだけダイエット」の例を挙げ、 「測定したものには、意識的・無意識的により良い方向へ調整しようという力が働く」 ということをまとめてきました。
それでは、このことをどのように「1日の終え方」に取り入れるべきなのでしょうか。
結論からいうと、測定するものは「1日の印象」です。
それではなぜ「印象」なのか、これには2つのポイントがあります。
①評価と体験は違うということ
②ウェルビーイング(よりよく生きる)の観点から、1日1日の良い印象を積み重ねることが人生全体としての幸福を考えるうえで大切であるということ
それでは、順を追ってご説明していきます。
①評価と体験は違うということ
デートを例にして考えましょう。あなたは、1日パートナーとデートをしたとします。デートはとても盛り上がり、大成功に終わるかと思われました。しかし、別れ際にふとしてきっかけから大喧嘩になってしまい、その日は喧嘩別れになっていしまいます。
さて、このデートはどのように「評価」されるでしょうか?
そうです、多くの場合このような結末を迎えたデートは、それまでの「体験」としてはとても盛り上がり楽しかったにも関わらず「最悪のデートだった」と評価されてしまうのです。
つまり、組織に話題を戻せば、職場や学校での「体験」とそれに対する「評価」は必ずしも一致していないということです。
ですので、1日の印象を振り返り、「計るだけダイエット」のメカニズムで「印象」を調整する効果を働かせることが、組織のメンバー1人ひとりの組織への印象を向上させ、よい体験をよい体験として評価できる状態のよい組織づくりにつながるのです。
「体験」を直接向上させることは難しくても、「評価」は高められるということです。
②ウェルビーイング(よりよく生きる)の観点から、1日1日の良い印象を積み重ねることが人生全体としての幸福を考えるうえで大切であるということ
ピーク・エンドの法則をご存じですか?これは、ある経験全体の印象は感情の最も高ぶった「ピーク」と終わりがけの「エンド」によってほとんどが決定づけられるというものです。
この法則によれば、1日の評価の大部分はその「過程」ではなく「終え方(エンド)」で決まります。
1日の終わりによい「印象」をもつことができれば、その1日は「楽しく明るいもの」と評価されていきます。当然、1日1日の積み重ねとしての1週間や1か月、1年の印象も高まっていくでしょう。
「よりよく生きる」幸福な人生の最小単位は、「今、ここ」であり「今日という1日」なのです。
「憂鬱な雨」「辛い朝」は存在しない!マイナスの意味づけはやめよう
(ウェルビーイングについてはこちらの記事でも取り上げています!)
以上2つのポイントから、僕は「1日の終え方」として「印象の振り返り」をオススメします。
ちなみに、振り返る印象は「最悪」でも「疲れた」でも問題ありません。「計るだけダイエット」を思い出してください。 「測定したものには、意識的・無意識的により良い方向へ調整しようという力が働く」 のですから。
まとめ
今回は、 1日の終わりには「印象の振り返り」が良いということについて、ポジティブ心理学の知見を参考にしながらまとめてきました。
僕自身、1つの組織(小学校のクラス)を運営していますが、毎日の終わりには「印象の振り返り」を全員に行ってもらっています。
これにより、組織全体の雰囲気や(人間関係的な)風通しがよくなっていることを感じます。(実際に、第3者が行ったアンケート結果の数値としても向上しました)
いきなり「組織」に取り入れることは難しくても、まずはあなた自身が1日の終わりに印象を振り返ることから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは!ありがとうございました!
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