はじめに
こんにちは!しょーです!
今日の記事は、
あなたを成長へと導く「”環境”があなたに与える良い影響と悪い影響」をまとめ、「環境を変えることで人生が変わる!」ということについて解説していきます。
この記事は、
生活や成長に最も大きな影響を与える”環境”について深く考えたことのない方
に向けて書いた記事です。
僕が環境を意識し始めたのも、つい数年前のことです。
それまでは、”環境”が自分に与えている影響について深く考えたことはありませんでした。
今考えると、これは大変もったいないことだったと思います。
そんな風に思うからこそ、これを記事としてまとめ、みなさんにとっての良い”きっかけ”を与えたいと考えました。
この記事を読むと、
- 環境がわたしたちに与えている影響を知ることができる
- 環境をコントロールすることで人生を好転させる方法を身に着けることができる
逆にこの記事を読まなければ、
- 環境による良い影響は受けられず、悪い影響は受け続けることになる
- 成長や良い人生を実現するための”環境”という土台を安定させることができない
豊かな人生を送るうえで必須とも言うべき内容ですので、最後までぜひご覧になってくださいね!
環境による正の作用

「友達が全員本を出した」
そんな状況はなかなかありませんが、仮にあったとしてあなたはどう思うでしょうか?
「へぇ~そうなんだ~」
そんな風に他人事としてとらえる場合もあるでしょう。
しかし、多くの人には
「自分にもできるのかな」とか「自分も出さなきゃ」という気持ちが生まれるのではないでしょうか。
他の例を考えるのなら、ある企業に入社した新入社員は、他の社員が全員定時退勤していれば定時退勤するでしょうし、全員の身だしなみが素晴らしければ身だしなみを意識するでしょう。
そういった「右に倣え」的な文化は、時には望ましくない方向に働く場合もありますが、環境がわたしたちに与える影響を否定するのは難しいでしょう。
つまり、”よい環境”に身を置くことは”良い自分(人生)”に直結するのです。
勉強熱心な友人に囲まれれば、100%とは言わずとも勉強へと気持ちが向いていきます。
収入が高い人に囲まれていれば、自然とその人たちの仕草や行動に刺激を受け、収入も高まっていきます。
”環境”を選択することは、”人生”を選択することなのです。
環境による負の作用

”環境”がわたしたちに与える影響はとても大きなものです。
それには”正の作用”のみならず”負の作用”も含まれます。
仲間が誰一人頑張っていない環境で、たった1人自分だけが頑張ることは難しいものです。
誰一人として本気で勉強に取り組んでいないクラスや怠惰な職場環境…
そういった環境の中で孤軍奮闘することには、精神的な負荷がかかります。
逆に、互いに切磋琢磨し合い、励まし合える環境はモチベーションを維持しやすいものでしょう。
環境による悪影響について考える上で大切なのは、環境の操作可能性です。
例えば、劣悪な職場環境に身を置いていた場合、転職することや自ら発信して職場を改革するという「環境の操作」が考えられます。
改革という選択肢には、リーダーシップをとることが必要です。
これにはスキルが必要ですから、誰もが再現できる方法ではないでしょう。
ですから、現実的に考えると転職という選択肢が最も間違いのない方法であるといえます。
学校も職場も、その場を離れることが環境を変えるということになり得るのです。
しかし、
「そう簡単に学校や職場を変えたり離れることはできない」
と思われる方も多いかと思います。
ですので、この方法は再現性こそ高いですが、ハードルも高いものでしょう。
そこで求められるのが、再現性が高くハードルの低い方法です。
ここからは、その方法について解説していきます。
よくない環境を変える方法

ABC理論をご存じですか?
この理論は、わたしたちがA(出来事)を、Bどんなフィルター越しに眺めるかによって(とらえ方)、Cという意味付けをした世界(感情)は異なってくるというものです。
例えば、
A(出来事)=店員さんが注文を取り違えて、頼んでいないものを提供された
B(とらえ方)=「普段食べないものを食べられたから結果オーライ」
C(感情)=「午後の仕事も頑張ろう!」
と、
A(出来事)=店員さんが注文を取り違えて、頼んでいないものを提供された
B(とらえ方)=「取り違えなんてあり得ない!ふざけんな!」
C(感情)=「最悪の昼飯になった…今日は最悪の日だ…」
というように、出来事をどんなフィルター越しに眺めるかによって感情は変わりますし、感情だけでなく(とらえ方としての)環境も大きく変わります。
つまり、この理論をもとにすれば、”絶対的に良くない環境”はほぼ(命や健康に危険が及ぶ環境を除いては)存在しないということになります。
「怠惰な職場」は「伸びしろがある職場」、「誰一人として本気で勉強に取り組んでいないクラス」は「頑張りが認められやすいクラス」ともとらえることもできるのです。
ですので、重要なのは、
「わたしたちは自らの意味づけした世界を生きていることを自覚し、環境に良い意味を与えること」
なのです。
まとめ
今回は、”環境”がわたしたちにとってどれほど大切なのかについて、良い面だけでなく悪い面にも焦点を当てながら解説してきました。
悪い環境は避けるべきものですが、環境自体を操作することが難しい場合には、環境に対する見方を変えるという手段も紹介しました。(ABC理論)
最後に、みなさんに1つお伝えしたいことがあります。
それは、転職や転校、引っ越しなどの操作はそこまで難しいものではないということです。
職場や学校での人間関係がうまくいかないことを、「この世の終わり」のように考える方がいます。
しかし、今の職場を辞めても選択肢は無数にありますし、学校をやめたからといって、その後の人生が真っ暗だというわけでもありません。
環境は1つではありません。選択肢は無限に広がっています!
「今の環境は変えられない」
なんてことはないのです。
良い環境の中で、良い人生を送っていきましょう!
それでは!ありがとうございました!
【参考文献】
「働き方の哲学」村山昇 2018
コメント