はじめに
僕は赤信号に止まることを嬉しく思います。
…どういうこと?と思われた方が大半ではないでしょうか。
それでは、みなさんは赤信号に止まったとき、どのように思いますか?
「ついてないな」
というのが正直なところではないでしょうか。
逆に、赤信号に引っかかることなく、目的地までたどり着くことができたときには、
「今日はついている!」
と考えるはずです。
僕も、赤信号に引っかかることなく目的地までたどり着いたときには、
「なんだか運がよかったな」
と感じます。
一方、赤信号に止まったときにも
「ラッキー!」
と考えてしまうのです。
つまり、赤信号だろうと青信号だろうと関係なく、ポジティブな気持ちになるということです。
「赤信号がラッキー?」と、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、赤信号はタイムロス以外のなにものでもありません。
ギリギリのタイミングで黄色信号に突入する方が多くいるのもそのためでしょう。
今回の記事では、なぜ僕が赤信号を前向きにとらえられるのか、赤信号の時間さえも有意義に活用する方法についてご紹介します!
移動中、あなたは何をしていますか?
今回は「赤信号」に焦点を当てていきますから、徒歩やバス、自家用車での移動について考えていきます。
移動中、あなたは何をしていますか?
恐らく、音楽やラジオを聴く、テレビ番組を流しているなど”趣味”や”娯楽”的な過ごし方をしているという方が多いでしょう。
ただ、そういった過ごし方は「暇つぶし」的な性質が強いように思います。
「移動中、無音でいるのはつまらないから音楽でも聴こう」という感覚でしょう。
であれば、目的地に早く着くに越したことはありません。赤信号は「ついてない」ものとなってしまいます。
そこで今回ご提案するのが、移動時間を「自己投資」の時間として活用してはどうか?ということです。
大前提として、徒歩・自家用車での移動の際は視覚情報は取り入れられません。二宮金次郎像のように、本を読みながら移動することはできないでしょう。
ということは自ずと、視覚ではなく、空いている聴覚をどのように活用するかということが重要になってきます。
そこで、僕がオススメするのが「オーディオブック」です!
移動中に空いている聴覚を「インプット」の機会として最大限活用する。このことで僕の移動時間は充実したものになりました。
オーディオブックのおすすめポイント
ここからは、僕がなぜ「オーディオブック」をオススメするのかについてご紹介していきます!
月額750円かかるサービスですので、年額9000円を払う理由がなければ、利用する価値はないでしょう。
しかし、月額750円というのは本1冊を聴いてしまえばほとんど元が取れてしまいます。
実際には、僕には毎日往復1時間の通勤があるので、毎週5回の勤務で約5時間聴き進めることができます。
僕の実際に持っている本で最もページ数の多い約750ページの「独学大全」(2800円)のオーディオブックでの総再生時間は16時間ですから、ある程度の通勤・通学時間のある方なら十分に元が取れるといえるでしょう。
ただ、僕がオススメする理由は「元が取れるから」という単純なものだけではありません。
ここからは、
- 倍速再生で効率的に
- 普段手に取らない本を読むことができる
ということについて、ご紹介していきます!
倍速再生で効率的に
オーディオブックの便利な機能として、「倍速再生」があります。倍速の速度は0.5~4倍まで、0.1倍刻みで調整することができ、僕は普段、2~2.5倍速で聴くようにしています。
オーディオブックは、プロの方(ナレーター、声優)による朗読が収録されていますので、大変聞き取りやすくなっています。
通常の再生速度の場合、一言一言を聴き取りやすいよう丁寧に読んでくださっていますが、少しゆっくりめな部分もあるので、自分のお好みで調整できるというわけです。
実際には、難しい内容のものはゆっくりと、簡単でスッと入ってくる内容のものは速い速度で聴くなど、微調整をしています。
また、「この本はもう一度聴きたい!」とか、「一度読んだ本だけど、おさらいで聴いてみようかな」というときには、ある程度流して聴いても内容が理解できるので、3倍速など普段は使わないスピードで聴くこともあります。
上述の「独学大全」でいえば、16時間分の内容を、僕の普段利用している2倍速では無理なく8時間まで、上級者であれば6時間前後(3倍速の場合)まで縮めることできるので、非常に効率的であり、多くの本を聴くことができるといえます。
※実際には「独学大全」は750円の聴き放題プランには入っていませんので、有料で購入することになります。
新しい本と出会おう
ここからは、「オーディオブック」を利用すれば、「普段手に取らない本を読むことができる」ということについてまとめていきます。
「オーディオブック」の残念なポイントとして、すべての本が750円で聴き放題になるわけではないということがあります。
上述の「独学大全」や、有名な「人を動かす」「嫌われる勇気」など、「読みたい!」と思った本が、検索してみると有料だった…なんてことが多くあるわけです。
しかし僕は、この残念なポイントこそが「オーディオブック」の良さであると考えています。
なぜかというと、毎週追加される「聴き放題」の本をチェックしながら、普段は手に取ることのないような本を選んでみたり、「聴き放題なら聴いてみるか」とチャレンジしたり、「そういえばこの本、気になってた!」という思わぬ出会いがあったりと、書店やオンラインショッピングで本を選ぶときとは違った視点で本を探す楽しみがあるからです。
また、毎月のイベントで「有料作品が今月だけ聴き放題!」なんてこともあり、最近でいえば、「嫌われる勇気」や「夢をかなえるゾウ」といった人気作品も聴き放題となっていました。
このように、少し受け身になって本を選んでみることで新たな分野の知識を得られることが、僕にとって「オーディオブック」を利用する最大の理由です。
さらに、「ブクログ」などの読書記録アプリを併用すれば、効率的に本を探したり、学びを最大化したりすることができますよ!
まとめ
「オーディオブック」を利用すると、移動時間や家事をしている時間を有効活用することができ、長い時間聴き続けたいために、ついつい赤信号を望んでしまったり、安全運転になったり、寄り道をしてしまうこともあります(笑)
隙間時間を有効活用することができれば、退屈な「待ち時間」を”損”ではなく、”得”ととらえることができるようになります。
初めての利用の場合、1か月の無料お試し期間があるはずですので、まずはお試しで利用してみてはいかがでしょうか!
それでは!ありがとうございました!
コメント