最高のパフォーマンスシリーズとは
こんにちは!しょーです!
今日の記事は、
”最高のパフォーマンスシリーズ”第8弾として、「断酒を決めたきっかけ」というテーマでまとめていきます!
”最高のパフォーマンスシリーズ”とは、僕が小学校教員とブログ毎日更新の両立を実現するために行っている様々な工夫について、シリーズとしてご紹介していくというものです。
1つ1つの工夫は小さなものかもしれませんが、それらを1つずつ着実にものにしていくことで、あなたのもつ”本当の力”を引き出してみせます!
このシリーズは小学校教員やブロガーに限らず、
- 学業に効率的に取り組みたい方
- 仕事の生産性や仕事を通して生み出す価値を高めたい方
- 成長を目指すすべての方
- 夢を実現したい方
にとって有益な情報をお届けしていきます!
はじめに

みなさんは、お酒を飲みますか?
学生の皆さんは、将来お酒を飲みたいと思っていますか?
僕は、大学生時代にお酒を飲み始め、就職してからは毎週末の楽しみとして飲酒することが習慣となっていました。
また、平日にも仕事で疲れきって帰宅する道中、コンビニに立ち寄り、”自分へのご褒美”として缶ビールを買って帰り、気前よく飲んでストレスを発散することもありました。
疲れた体に流し込むビールはとても美味しく、ほろ酔い気分になることによって、上機嫌で気持ちよく眠ることができました。
「頑張った後のお酒は最高!このために生きている!!」
そんな風に思っていた時期もありました。
しかし、僕はある日を境にお酒をやめました。
毎日習慣的に飲酒していたわけではありませんでしたし、体を壊したということもなかったのですが、突然「やめよう!」と思い立ったのです。
何がきっかけだったかといえば、それは
「”幸せな人生”って一体なんなんだろう?」
と真剣に考えたことです。
”幸せ”について考えるうえで、まず無視することができなかったのが、あの”頑張った後のお酒”でした。
今回は、”頑張った後のお酒” について考えた僕がなぜ「お酒をやめよう」と決意したのか、そのプロセスをご紹介します。
題材は「お酒」ですが、「お酒はもともと飲まない」という方や「なんと言われようとお酒は飲み続けるつもりだ」という方にも気づきのある内容となっていますので、最後までぜひご覧になっていってください!
お酒で得られる”幸福”

”頑張った後のお酒” で得られる幸福とは一体どのようなものなのでしょうか。
お酒を飲んでアルコールの作用によって感じられる幸福は、いわば「アルコールの作用によるドーパミン分泌によって得られる快楽」です。
この幸福(快楽)には前後の文脈は関係ありませんので、アルコールが幸福(快楽)へのスイッチの役割を果たしているといえます。
極端な例ですが、「それを押すことで脳内に電流が流れ、快楽を得られるボタン」が存在したとして、それを押す行為に相当するものが飲酒であるといえるのです。
実際、こうした実験はネズミを使って実際に行われたことがあるそうですが、そのネズミは延々とそのボタンを押し続け、ついには食べ物を食べることもなく死んでしまったそうです。
もしあなたがこのネズミと同じ状況に置かれたならば、あなたは命が尽きるまでボタンを押し続けますか?

…答えは「NO」でしょう。
「人間は、快楽だけに支配される生き物ではない」
わたしたちは、そう信じたいのだと思います。
それでは、質問を変えます。
もしあなたがこのボタンを手に入れられるとしたら、それを手にしますか?
これは、意見の分かれるところではないでしょうか。
「ときどき使うのだけなら、持っておいて損はないだろう」
と考える人もいれば、
「なんだか怖いからやめておこう…」
と、言葉にできない奇妙さから、これを避ける人もいるはずです。
あらためていいますが、私たちの生活の中でこのボタンにあたるものがアルコールであり、ボタンを押す行為にあたるのが飲酒という行為なのです。
僕には、考えれば考えるほど、ここに感じる奇妙さが増していくように感じられました。
しかし、これは「お酒をやめる」という決意をする材料としては、少々不十分であると思います。
「まぁ、みんな飲んでいるし…」
というのが、この時点での正直なところでしょう。
長期的な視野をもつということ

”幸せな人生”について、改めて考えていきましょう。
”幸せな人生”とは一体どのようなものなのでしょうか。
人生は、今この瞬間という刹那を積み重ねたものです。
であれば、今この瞬間にお酒を飲み、そうして得られるドーパミン的な幸福を積み重ねたものが”幸せな人生”の正体なのでしょうか。
確かにそういった側面もあるでしょう。
しかし、これを”幸せな人生”だとするのであれば、極端な話、
「人間関係や仕事に疲れ切り、心身の健康は最悪。だけどアルコールがあれば幸せ。」
という人生を望むということにも繋がります。
これではまるで、前述のネズミのようではないでしょうか。
本当の意味の”幸せな人生”は、「健康」や「良好な人間関係」などの延長上にあるものです。
そして、アルコールで得られるドーパミン的な幸福は、決して長続きしない一時的なものです(ドーパミンの性質により)。
また、アルコールは睡眠を阻害し、肝臓をはじめとした身体にダメージを与えます。
これは、アルコールによって”幸せな人生”に欠かせない要素であるはずの、大切な「健康」が阻害され、将来的には何かの病気とともに生きていく可能性が確実に高まっていくということです。
だからこそ僕は、アルコールによる”快楽”ではなく、「健康」という”幸せな人生”を選択しました。
そして、これこそが僕がお酒をやめた最も大きな理由です。
まとめ
自分にとって、何が”幸せな人生”なのか。
一度立ち止まり、じっくりと考えてみることで、わたしたちは本当に求めているものを見つけられるのではないでしょうか。
お酒はやめないにしても、何か習慣を変え、”幸せな人生”に向かって歩み始める”きっかけ”となるのではないでしょうか。
この記事が、みなさんにとってよいヒントとなることを願っています。
それでは!ありがとうございました!
【参考文献】
「精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生を作る方法」樺沢紫苑 2021
「お金か人生か」ヴィッキー・ロビン、ジョー・ドミンゲス 2021
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